SHAME


 
 
今、注目のスティーブマックイーン監督の話題作。
行間を読む映画。テーマは性ではなくやはり愛。苦しい。
日本の映倫、放送の硬さは本当に厭。
アメリカでは、NC-17要請を受けるも、サーチライトが名誉だと再審査要請もカットもしなかった。
誇らしい。
日本は序盤からぼかしの連続でのR18上映。
ジョージクルーニーがマイケルファスベンダーのイチモツを羨ましがった映像ももちろん観られず。
マイケルファスベンダーは相当かっこいい。
 
2011/スティーブ・マックイーン/イギリス/GAGA
 
 
 

サブマリン


 
 
 
'10年・英 ●97分 ●監督・脚本/リチャード・アヨエイド ●製作総指揮/ベン・スティラー ●出演/クレイグ・ロバーツ、ヤスミン・ペイジ、サリー・ホーキンス、パディ・コンシダイン

 
『サブマリン』 日本劇場未公開作品。今レンタルだと新作にある作品です。
この作品を知った経緯はまだ書けないのですが、是非!とオススメしたい作品に出逢いました。
 
 

 
 
妄想癖のある少年オリバーは学校で浮いている存在。そんな彼に初めて恋人ができるが、いかに童貞を捨てるか、いかにママを元カレから守るかなど、悩みは尽きなくて……。
と紹介されていますが、もっと苦しい。そう思います。
 
監督は、イギリスでコメディ俳優として、MV監督として活躍されているみたいです。
この作品が長編デビュー。
プロデューサーもベンスティラーとありコメディタッチですが、そんな簡単じゃない。
 
 
 
音楽と映像のバランス。青春の傷口がじわじわと広がって、
彼、彼女の世界は、小さくも懸命で。その大きな感情が全てだった。
切ないのに、コメディをバランスよく入れて、シニカルな笑顔。とても良かったです。
イギリスの風景は美しいですね。
イギリスの少年はカッコよくないほど雰囲気がある。
とにかく、映像、音楽最高でした。
サントラが欲しくなりました。